その日は空がいつもより青く、眩しかった

この度、新卒で入社した派遣元の会社を退職しました。(社名は伏せさせて頂きます)

正社員常駐派遣として大手製造メーカーで約10ヶ月弱働かせて頂きました。

職務内容は完成品のテストをする為の試験機のハードウェア/ソフトウェアの設計と一部開発、保守等を主に担当していました。

 

退職理由は大まかに言って職務の不適応によるもの。

しかし、大手製造メーカーで働いて沢山の事を学び・経験させて頂きました。

職場の人に恵まれ、繁忙期以外は基本定時で帰ってもお咎め無し、定年過ぎても働いている方々もちらほら。

外国人労働者障がい者も自分の周りで働いている環境にいた事自体貴重な経験でした。

 

定年近い先輩に分からない所をちょくちょく教えて頂きながら時には注意もされたけど社会人としてのイロハを教えて頂きました。

仕事とは何たるかを眉間にシワを寄せて昼休みによく教えて頂きました。

 

製造メーカーは生産ライン命なのでラインが止まればラインコール(電話)が来て即生産現場へ向かい、修繕等をする事が結構ありました。(電話が鳴る度に背筋に冷や汗をかいていた)

定時後に作業する事も多々ありました。

 

お客さんが生産者や他者製造(電気)メーカー、県外のグループ営業所だったので色々な人と会う事ができ、共同で仕事をさせて頂くこともありました。

 

ソフトウェア開発ではシーケンス制御プログラムをラダー言語という組み込み系言語で開発していました。(開発はWindows生産現場ではLinux(Debian系)で稼働していた)

 

入社前Raspberry piに触れておいて良かった。

将来はPythonにシフトすると上層部からの話だったが大手だからかなり先になりそうだ。

 

製造業の今

大手で働いて見えてきたのは次のような課題でした。

次世代製品や生産現場へのIoTやAIの導入、ハラスメント関係、働き方改革、業務効率化、人材育成、従業員一人あたりにおける複数の依頼掛け持ちの解消、自社製品のPRや営業活動、アイデアや提案に対する承認の迅速化など。

 

 葛藤と不安

 元々はソフトウェア系志望で派遣元の会社に入ったが客先の都合上、機械系にまわされました。

そうした中で仕事をこなしていくうちに「本当にこのままここに居ていいのか?」「自分はこの仕事が好きか?」「長く続けていけるか?」などを日々自問自答してきました。

日本の製造業界は競争力等低迷化しています。(企業によっては上昇している分野もあるが) 

「このまま製造業に携わっていけるか?」という葛藤、「しばらくここで働くことが自身にとっての幸せか、ソフトウェア系の世界へキャリアチェンジして社会貢献することが自身にとっての幸せか」を考えているうちに自然と発生する強い不安。

 

自身が納得できる人生を歩まなくてはならない。

人生の主役は自分である。

"今"を生きるということはまず先に"行動"である。

 

そうして私の結論は行動に移されました。

 

円満退社

派遣元の上長に辞める事を表明した際、快く受けてくれました。(もちろん引き止めの言葉も頂きました) 

表明から約2週間で退職する事ができました。

派遣元の福利厚生等はまあまあいい方でしたし、同期や先輩方も相談やちょっとした事でも親身になってくれて本当に良い人が多かったです。

上長も退職日まで忙しい中丁寧に対応して頂き本当に感謝しております。

 

私と関わってきた方々、お世話になりました。

本当にありがとうございました。

 

今後について

まだ新たな職がないうちに退職してしまったので今後は必要なスキルを身につけながら転職活動して行きたいと思います。

 

ということで転職先を探しています。Ruby / RoRを中心に勉強中。

ただし実務未経験。これからもリポジトリが増えていきます。

github.com

 

最後に

人生は短いようで長い。

これから恋愛、結婚、出産、老後の第2ステージ。

でも人間いつ死ぬか分からない。

交通事故、突然刺殺される、その他の人災、天災。

常に身を引き締めて生きていく。

死んだらそこが終点。

死ぬまでに何をするかが自分の人生の良し悪しを左右する。

良くなれば自然と人が寄ってくる。

出会い、別れは必ずやってくる。

備えよ常に。